お知らせ

この1年を共に過ごした身体を、ちょっと労わってみませんかᐝ

お知らせ

年の終わりは、気持ちや出来事を振り返りがちですが、
身体もまた、この一年を一緒に過ごしてきました𓈒

そんな身体に、少し耳を澄ませてみませんかᐝ
では早速、身体のサインを探っていきましょう𓈒

 

 

なんだかイライラしやすい、すぐ怒ってしまう…𓈒
それは、性格の問題だけではないかもしれません𓈒

心と体は、思っている以上に影響し合っています𓈒

これは
腸内環境が乱れると、怒りっぽくなりやすい理由
のお話𓈒

 


 

腸内環境が乱れると、
消化・吸収の効率が
低下しやすくなります𓈒

すると、
腸で吸収されたものを
肝臓へ運ぶ血液(門脈)の流れにも
負担がかかりやすくなり、
老廃物の処理や代謝が
スムーズに進みにくくなります𓈒

 

これは余談ですが、
この状態が続くと、脂質代謝にも影響が出やすく、
内臓脂肪として蓄積されやすい傾向に𓈒
同じ食事量でも、腸内環境の乱れだけで
「太りやすい状態」になることがあるのは、
こうした背景があるから𓈒

 

さらに、
消化・吸収がうまくいかないと
エネルギーは使われにくく、
滞りやすくなり、
細胞に栄養が届きにくい状態になりやすいのです𓈒

その結果、
・疲れやすい
・代謝が落ちる
・自律神経が乱れやすい

 

 

こうした状態の重なりが、
気持ちの余白を削り、
イライラの原因になることがあります𓈒

 

だからこそ、
気分や性格だと割り切らず、
体の内側にも
少しずつ目を向けてみる…
それも、ひとつの選択肢です𓈒

 

 

腸内環境もそうですが、
胃の環境もまた大切で…𓈒

イライラしやすい、腸内環境や自律神経の乱れがつづく気がする…
この流れの中で見落とされやすいのが、
「胃の血流」と「冷え」なんです𓈒

 

 

ここからは、
体の冷えと消化力の関係についてのお話です𓈒

日常で、こんなことを感じる瞬間はありますか?

・胃が重たい
・食後に怠くなる
・疲労感が抜けない
・常に眠む気と戦っている

それ、消化力が低下しているサインかもしれません𓈒

 

 

体は、
冷えると消化する力が、落ちやすくなります𓈒

そして逆に、
消化力が弱ると体は、冷えやすくなります𓈒

つまり、この2つはお互いに影響しあう関係にあります𓈒

 

 

消化力が落ちているときに
食べすぎたり、消化に負担のかかるものを摂ると、
体の中で処理しきれなかったものが増えやすくなります𓈒

その結果、
代謝の流れが滞りやすくなり、
血流やリンパの巡りにも負担がかかります𓈒

 

 

また、ストレスを感じることが多いと、
交感神経が優位になり、
血管が収縮しやすくなります𓈒

すると、胃や腸に向かう血流も減りやすく、
内臓が「冷えた状態」になりやすいのです𓈒

血流は、酸素や栄養を運ぶだけでなく、
内臓を温め、働きを支える大切な要素です𓈒

心と体はやはり、ひとつながり𓈒

 

 

「冷え=血流の滞り」を放置しないことは、
胃の消化力を守ることになります𓈒
それは、胃腸という体全体の土台を
整えることにもつながります𓈒

 

 

ここからは
胃が元気なときの、体のサイン𖠱
身体がそっと、伝えてくれることですᐝ

 

・朝、頭や胃のあたりが重くない
→ 夜の消化が持ち越されていない𓈒

 

・朝、自然とお腹が空いている
→ 胃がきちんと「休めている」証𓈒

 

・排便のリズムが安定している
→ 胃腸の蠕動運動がスムーズ𓈒

 

・日中、空腹を感じられる(お腹がグーと鳴る)
→ 食べる準備が整っているサイン𓈒

 

・げっぷ・胃もたれ・胸やけが頻発しない
→たまに出るのは正常範囲

 

・食後に眠くなりすぎない
→ 消化に、過剰なエネルギーを使っていない𓈒

 

・気分のムラが出にくい
→ 胃腸と自律神経の連携が保たれている𓈒

 

・食後、体がほんのり温かくなる
→ 消化のための熱がきちんと使われている𓈒

 

・味覚がクリア
→濃い味ばかり欲しがらない𓈒

 

・食事量を「ちょうどいい」と感じられる
→ 空腹・満腹のセンサーが正常に働いている𓈒

 

・口の中や喉がスッキリしている
→ 未消化物が少なく、胃の排出がスムーズ𓈒

 

 

これらが日常に滲みでる、
胃がちゃんと働いていて、
ちゃんと休めているサイン𓈒

もちろん、一時的な不調は誰にでもあります𓈒

だからこそ、毎日淡々と
自分の身体と対話してみようと思うんですよね𓈒
まずはほんの、ちいさな気づきからᐝ

 

 

最後は𓈒
胃を通常運転に戻すために
気をつけたいこと✧

胃が元気に働くためには、
まず「胃腸に負担をかけない食べ方」が大切です𓈒

・ゆっくり味わって食べる
・よく噛む

それだけでも、
胃の仕事量は大きく変わります𓈒

 

人の体の働きには、
消化・吸収が優位になると、
排泄は後回しになりやすいという性質があります𓈒

 

食べ過ぎると、消化・吸収するために
胃や腸へ血液が集まりやすくなり、

腎臓や大腸など、排泄を担う器官に
血液が回りにくくなることがあります𓈒

 

逆に
食べる量を少し控えると、
排泄がスムーズに働きやすくなることも✧

 

体が排泄へ切り替わっているサインというのが…𓈒

 

たとえば、「断食」をしたとき𓈒
断食をはじめて2〜3日経つと、
息や尿のにおいが変わったり、
舌に苔のようなものが出たりすることがあります𓈒

これ、排泄のサインなんです𓈒

 

断食というと、ハードルが高く感じそうですが、
実は、わたしたちは毎朝、
「ミニ断食明けの時間」を迎えています𓈒

 

というのも、朝食は英語で表すと、「break fast」
直訳すると、fast(断食)を break(中断する)𓈒

 

 

断食は、余分な水分や老廃物を
排泄するチャンスでもあります𓈒

だから、体が求めていない朝に
無理をして食べる必要はありません𓈒

 

ただし、朝に自然とお腹が空く胃腸であることが
いちばん健やかな状態です𓈒
それには、前日の夜の食事も関わってくるということ𓈒

 

 

ここで触れている「断食」は、体の声を感じるための一例です𓈒体調や持病、生活状況によって向き不向きがあります𓈒ご自身の体調や生活に合わせて、無理のない選択をしていただけたらと思います𓈒

 

 

さて、胃腸を通常運転するために、
気をつけたいことがもうひとつ𓈒それは、

冷たいものや、過剰な水分の摂りすぎ𓈒

これらは体を冷やしやすく、
胃腸の働きを弱めることがあります𓈒

 

 

私たちの体は、つきつめれば
「水分」と「体熱」で動いています𓈒

その巡りを、私たちは「代謝」と呼んでいます𓈒

冷えが強いと、
細胞が血液中の水分を
うまく使えなくなることもあるんです𓈒

人に本当に必要な水分とは
細胞の中で使われる水分のことᐝ

それが、
内臓や筋肉、骨を
しなやかに保つ土台になります𓈒

 

 

今年の身体投稿は、これで終わります𓈒
読んでくださった方、ありがとうございましたᐝ

 

 

バリーフラナガン | ボウラー

📍中之島美術館

 

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